用語集
膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析のトピックに関する技術用語集です。
電子回路における電流の流れやすさを示す値のことです。インピーダンスの逆数をとり、記号「Y」で表されます。アドミッタンスの単位はジーメンス(S)が用いられます。アドミッタンスの値が小さいほど、回路を流れる電流は小さくなります。
ミリニュートン(mN)以下の非常に微小な力を加えて材料表面の極めて浅い層の硬さを測定する試験法で、金属、プラスチック、ゴムなど多くの評価に応用されています。
金属板(アルミニウムなど)を強い磁界内で動かしたり、金属板の近傍の磁界を急激に変化させた際に、電磁誘導効果により金属内で生じる渦状の電流のことです。
純鉄または鉄と炭素の固溶体のうち、比較的高温で析出する相です。常温常圧の鉄は体心立方格子構造(bcc構造)を取り、強磁性体です。しかし、オーステナイトは面心立方格子構造(fcc構造)を取り、非磁性体となります。